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株のち高血圧、時々ダイエット

基本は株式投資日記のつもり、現状高血圧のクソデブなのでダイエットします

普天間交渉秘録

 今日の仕掛けは3銘柄、約定は無し。持越しの手仕舞いは11銘柄、GUでプラス87000円。新規仕掛けのシグナルは逆張りスイングのククルスドアンのみ。順張り戦略はまたしても相場判定が効いてお休み、どうやら相場判定の境界線を行ったり来たりしている様子。今日の新興市場なんかは稼ぎやすそうなんだけどなぁ(´・ω・`)
 守屋武昌「普天間交渉秘録」読了。これも図書館で借りてきた本。著者は元防衛事務次官、90年代から防衛省を退職する2007年まで沖縄の普天間問題に携わってきた人。というか当時防衛大臣だった小池百合子との喧嘩や退職後に告発された収賄事件の印象の方が強いかも知れない。収賄での告発→有罪判決という事で印象は悪いけど実はかなり優秀な役人。在日米軍再編計画と普天間移転に関して防衛省とアメリカ、沖縄県、名護市、北部地域の首長、らとの交渉の経緯が著者の詳細な日記を基に書かれている。私は本州の米軍基地が全く無い場所で生活する者として基地負担に耐える沖縄の人に同情的な気持ちを持っているが、この本を読んでみてこの問題はそんなに単純なものでは無い事を思い知らされた。ジュゴンの棲む辺野古の海をもっと広範囲に埋め立てさせろと要求しまくってたのは地元名護市の市長と助役。埋め立て面積が多ければ多いほど工事費用は大きくなり工事を受注する地元の建設会社は儲かる。市長らは地元の業界の意向を汲んでいる訳だ、結局は金である。一方、防衛省は埋め立て面積を出来るだけ小さくなる案としてV字滑走路を提案するが、それとてジュゴンの事を考えての事ではない。埋め立て範囲が広くなると反対派市民団体に環境破壊をアピールされてしまうのでそれを避ける為に出来るだけ埋め立て面積が小さくなる案を押し通した。日本人は環境問題に弱い、環境破壊をネタに世論を刺激されると反対派に勢いを与えてしまうのだ。結局、沖縄も防衛省も誰一人としてジュゴンの事なんか考えていないw
 面白かったのは2007年の環境アセスメント調査の為に辺野古の海中に計測機械を設置する作業の話だ。著者はこの作業を秀吉の「墨俣の一夜城」になぞらえて反対派市民団体やマスコミに気付かれない様に深夜の奇襲形式を実行したそうだ。反対派グループに見つかれば妨害行為を受ける事になるし、もし反対派と揉み合いにでもなればその映像をマスコミに流されてしまい、世論は一気に「防衛省は強引だ」となってしまう。作業を「強行」している映像を撮りたいのが沖縄でありマスコミなのだ。その為に防衛省は深夜2時に20キロ離れた場所からゴムボートで接近して潜水作業を行う。作戦は成功し、無事に環境調査は始められる。まぁこんなに苦労して環境調査したのに3年後には民主党鳩山首相の「最低でも県外」という馬鹿発言で台無しになるんだけどw
 普天間問題は現在も進行中の事案だし関心も高い、交渉の当事者が当時の日記を基に書いたこの本はとても参考になる本だと思う。また巻末には著者が考える日本の防衛のあり方も掲載されていて非常に参考になった、面白かったです。

本日の収支 +89966円 持越し無し
本日の体重 89.2キロ
本日の血圧 130-84

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